自律神経のお話の続きになります。
今回は、自律神経を乱しやすい習慣と整えやすい習慣をお話しします。自律神経ってなんだったっけ?という方は
こちら↓を最初に読んでみてください。
自律神経には、「交感神経と副交感神経」という二つの神経の総称を表します。
交感神経が働くときは
「日中(太陽が出ているとき)・運動しているとき・興奮したとき・びっくりしたとき・ストレスや不安を強く感じたとき・緊張しているとき・危機を察知したとき」など体が興奮状態になります。
心臓が速く動いたり、息が荒くなったり、汗が出たりします。
逆に、副交感神経が働くときは
「就寝中・リラックスしているとき」に働き、体がリラックスモードになっているときです。
呼吸が落ち着いていたり、トイレでおしっこしている時なんかの無防備な状態に働いてます。
普段はお互いに助け合ってバランスを保っていますが、以下のような習慣があると喧嘩を始めて、過度に働きすぎたり、働かなかったりしてしまうのです。
自律神経が乱れやすい習慣!と解決策!
1 ,昼夜逆転の生活、または、睡眠時間のバラつき
交感神経は日中がメインで働くため、夜になるとoffモードになり副交感神経に切り替わりますが、昼夜逆転した生活や、夜更かししすぎると、交感神経が休めず、副交感神経の出番がないためサボるので、朝にシャキッと活動を開始できなかったり、だるくてやる気が入らなかったりします。
ですので、できる限り決まった時間に寝て、決まった時間に起きることをお勧めします。休みの日でも同様です(いつも7時起床ならば、休日は遅くても8時~9時の間)に目を覚ましたほうが、体は動かしやすいです。
寝るときも、30分前にはスマホとおさらばしましょう。(これが、一番難しいですよね(笑))スマホの光は、過度に交感神経を刺激し、眼精疲労や脳の疲労が蓄積しやすく、依存性も高いため、本当に体に負担しかないです。脳は寝ている間に、脳内のゴミを一掃するといわれていますが、スマホを見続けると睡眠の質が低下するため、脳内のゴミが残ってしまいます(脳内の掃除のおばちゃんもサボリます)
睡眠の質が低下するということは、一日働いた体が休まらず、次の日も一緒に疲労と働かなくてはいけません。
最近は、仕事でもデスクワークが増え液晶画面を見ることが多い人がいるため、寝るときは、できる限り液晶画面から離れて休んでいただきたいです。
私のお勧めは、
寝る前に深呼吸をすることです。
仰向けに寝て、深い深呼吸を数回していると副交感神経が優位に働きやすくなるため、眠りやすくなります。
まだ、寝る時間じゃないときは、本や漫画を読んで液晶でなく、紙を見てます。(続きがきになると、興奮して寝られないときもあるので(笑)本や漫画の内容は選びますが・・・( ´艸`))
当院には、私個人の趣味ですが本や漫画もありますので、貸し出しもしております!ぜひ、興味のある方は、お声掛けくださいね。
さて、一日の習慣として昼夜逆転生活やスマホの見過ぎ、睡眠についてのお話でした。
次回は、自律神経の乱れやすい習慣(まだまだ続くよ・・)
食事のバランスや内容について書きたいと思います。
では、また。読んでいただきありがとうございました。