水分補給がすごい大事という話

今回は水分補給についてのお話です。

人間は、食事をしなくても、状況によりますが2か月ほどは生きられるそうです。しかし、水分がとれないと、2日から最大7日ほどで人は死んでしまうのです。

それだけ大事な水分、食事よりないがしろにしていませんか?

体にとっての水分の役割

1,血流の流れをよくする

血液循環を良くし、筋肉疲労や体温調節を行うため、冷え性防止にも役に立ちます。(冷え性を抱える方は、水不足が大きいです)

2,生活習慣病の改善・脳の活性化

体の水分量があがることで、体内に溜まる余分な糖質や塩分の排出を促す働きがあるため、糖尿や高血圧に有効です。また、脳への血液循環が上がることで、脳への栄養や酸素が入りやすくなり、脳の活性化、認知機能の向上に役立ちます。

3,疲れやストレス軽減・自律神経のバランスを整える

体の水分量が減少すると、血液の流れが悪くなり、自律神経の働きである、血管の収縮・拡張がうまくいかず、自律神経のバランスが乱れます。体内に十分な水分が行きわたることで、自律神経のバランスも整い、疲れをため込まない体にすることができます。

頭痛や動機も脱水で起こることが多いですし、現代病になりつつあるメニエール病や片頭痛などは原因としてストレスが挙げられますが、水分が不足することでストレスがため込みやすくなることも考えられるのです。

まだまだ、水分が体に与える影響はたくさんありますが、

体に重要なこととして、「血流が良い状態」が体にとって良いということ、運動や体を温めることも良いことですが、温めても、体内に流れていく血液量(水分)が無ければ、効果は半減ですし、運動を頑張っても体に水分が無ければ、筋肉の疲労が取れず、疲れるだけになってしまいます。

水分をとることは、意外と意識が薄くなりがちです。

目標は成人一人1.5ℓから2ℓと言われていますが、

まずは、一日1ℓ(ペットボトル2本分)を目指して徐々に慣らしていけるとよいと思います。

飲み方の注意として

一気に飲むのはNGです!

体に急に大量の水を入れても気持ちが悪くなるだけなので、

目安は1時間から2時間おきに200ml程度のコップ一杯の水分をとることです。

そして、お茶(とくに緑茶)は利尿作用があるため、水分補給には適しません。ジュースや味の濃い飲み物も糖質の過剰摂取になるため、水分補給としてはおすすめしません。

アクエリアスやポカリスエットは、夏場の塩分や糖分が不足するときは適しています。

ですので、できればお水を水分補給として利用してください。

嗜好品としてお茶はジュースは全く問題ないですが、水分補給したつもりになってしまいがちなので、ご用心!

以上、水分についてのお話でした。